対抗形・対振り急戦、4五歩早仕掛け

対抗形

Q.斜め棒銀のほかに頻出の急戦策は?

A.4五歩早仕掛けです!

対抗形の急戦には斜め棒銀と並んで頻出の戦法といえば4五歩早仕掛けです。この二つで対抗形の急戦の95%を占めているといっても過言ではありません。

4五歩早仕掛け

どのような戦法か見ていきましょう。


最初の部分、どこかで同じようなものを見ませんでしたか?

そう、こちらはなんと、斜め棒銀と途中まで同じなのです。

しかし、4六歩、4五歩とするのが違うところ。つまり、居飛車は同じようにしてどちらの戦法か選択することができるというわけです。

今回も成功例ですが振り飛車側にもうまい対処法があります。

これも斜め棒銀同様、振り飛車は歩を取らないことで対応します。


このように飛車と角を総交換して対応することになります。(実はこれは居飛車が有利と言われているのですが)基本的に飛車の交換は囲いが堅い分振り飛車が良いと考えてください。

詳しい変化については今後紹介します。

★ここでポイント★

・31手目に居飛車は飛車先の歩をタダで捨てていますね!これは、41手目に飛車を走らせやすくする効果があります。もうそのころに飛車先の歩を突いても取ってくれないということです。

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